0から1を生み出すのが苦手な話

今日は特に役には立たないけど、友人と話していて「なるほどなー」と思ったことがあったので、それについて書いていく。

私がエンジニアになってから、今年で8年目になる。
それなりに色々な現場を経験してきたので、どこの現場に行っても頼られるようになったし、技術力も向上していると思う。

せっかく技術力がついてきたのだから、何かみんなの役に立つようなサービスやアプリを作りたい。と漠然と考えてはいるのだが、肝心の何を作るか?という部分でいいアイディアが思いつかない…w
そう。技術力はついたけど画期的なアイディアを出すとか、0から1を生み出すとか、そういった分野が私は大の苦手なのである。

そんな私と違い、ミュージシャンの友人は月に何曲も作詞作曲をしているし、料理人の友人は季節ごとに新しいメニューを考案している。
職種は違えど、0から1を生み出しているのが本当にすごいと思う。
という話を酒に酔った勢いで話したところ、友人(といってもだいぶ年上)にはこう言われた。
「俺も若いときは同じことで悩んでたけど、ある時に気付いたんだよ。
0から1を生み出しているように見えても、実際には既存の物同士を組み合わせているだけなんだって。
作曲も既存のコード進行を新しい組み合わせにしているだけだし、料理も既存の調理法やレシピを別の素材と組み合わせているだけ。プログラムもそうなんじゃない?」

これを聞いてすごく腑に落ちたし、私は難しく考えすぎていたのかな?と思って少し気が楽になった。
同じことで悩んでいる人がいそうなので、この記事がそういった人のためになれば幸いです。

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